まなつのゆめ
私は君の知らないたくさんの気持ちいいことをしてきたけれど
きっと知らない方が幸せだと思う
あのラインの向こう側、
私が軽蔑する世界。
満たされるために我慢する必要があって
火傷の跡をなぞって微笑む私はまだ弱い者なんだろうな
真夏、そろそろ秋に注意が向く
今年も終わってしまうけれど、私はどうにも垢抜けないんだ。
君のこと引きずってる。ううん、そんな重たい言葉で表したくないの。
月とか太陽とか、そんな陳腐なものに例えたくもない。
決して触れられないのにいつだってそばにいる。
私の脳みそは都合良くできている。
君はどうなっているの?
もうすぐ夏は終わってしまう。
それでも、
あたしのゆめはおわらせたくない。